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旦那の機嫌に振り回される。
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貴女自身には、
特に思い当たることが
“ないのに”
旦那の機嫌が悪い….。
旦那が怒っている…。
旦那がいきなり、キレてきた…。
旦那がヒネくれて口を利いてくれない。
ということ、
ありませんか。
ありますよね…?
で、
そういうとき貴女は
どういう心境になってますか。 ←ここが大事
もしかして
そういうとき。
わたしのせいかなぁ…。
わたしが悪いのかな….。
何か、わたしが失敗したのかな・・・。
私、何か旦那を怒らせることをしたのかな…。
と思ってないですか。
はい、それ妄想です。
というか
旦那が貴女に対して
貴女のせいにするような言葉を言ったり、
貴女に対して
あからさまに不満そうな態度をしてきたり
ということがあることで
そういう妄想が起こりやすいです。
そしてそういう妄想は、
マジメな女性
長女気質な女性、
もともと素直な女性
あるいは
親御さんから厳しくしつけられた家庭
とか
おじいちゃんが言うことが絶対だという家庭、
とか
とにかくお母さんがキツくて
貴女に言うことを聞かせようとしてきたご家庭、
とか
女、子どもは家の家長にしたがえ」と
いう古い(田舎の)家庭
そういう育てられ方をしてきた
ご家庭(←実家ね)
に多いです。
貴女は
そういう心当たりはないですか?
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旦那の命令や指図を受けないために。
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そういう過去の経験があると、
「年長者の言うことは絶対だ」
「男性の言うことに従わなければいけない」
「親の言うことは正しい」
という考え方・価値観を
”まるで正しいもの”
と信じてしまいます。
(冷静に考えればホントはそんなことはないのに)
その妄想の中で、
例えばさっきの
「年長者の言うことは絶対だ」
「男性の言うことに従わなければいけない」
が
“自分に対する暗示”
となって、
発動してしまうのです。
そもそも
そういう思いは貴女にはなかったはず
“なのに”
いつの間にか
そうしなくてはいけない…!
そんな風にになってしまうというわけです。
オトコの僕が言うのもナンですが、
そもそも
「年長者の言うことは絶対だ」
「男性の言うことに従わなければいけない」
“という考え方自体が“
家庭を、
オトコ中心に回していくためのルールです。
だからお母さんをはじめ、貴女が損するように
できているのです。
なので。
その意識を転換していく必要があります。
例えば
オトコ=旦那
の言うことをすべて聞かなくてもいい
わたしは無理して従わなくてもいい、
本音を旦那にぶつけてもいい。
時々は怠けて旦那にまかせてもいい!
という風に。
まずは貴女の意識を変えていく、
ということが必要です。
スタートは貴女から、ですから。
で、
意識を転換することで
硬く凝り固まった思考を分解して、
やわらかい考え方をすることで
旦那に振り回されない自分になっていく
ということです。
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なぜ旦那や実家の価値観になるの?
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そもそも貴女や女性の多くは
どうして
旦那や、実家のお父さんや
実家の古い考え方などに影響されてしまうのでしょう?
それは、
「自分はダメだ」
「どうせわたしなんて価値がない」
という思いを
少なからず持ってしまっているから。
先ほどお話しした実家の古い考え方や
両親の価値観や育て方によって、
お父さんに意見を否定されたり
自分の思いを受け入れてもらえなかったり
現在に至るまでに学生のときや
社会人になってから失敗や挫折の経験が
あったりすることで
どうしても
「自分はダメだ」
「どうせ、わたしなんて価値がない」
におちいることがあるのです。
通常は学生のとき、
社会人なりたてとき、
そうした挫折があるかもしれないですが、
それをまた乗り越えて
「わたしはこれでいいんだ」と自信を取り戻せます。
でも
“自分に対する暗示”
が残っている女性はどこかで遠慮や配慮や
一歩引くことをしてしまいます。
すると
良かれと思ってした行動にケチがついたり
相手に受け入れられなかったり
“が”
「自分が否定された」
「わたしはダメだ」
へと
進んでしまうことになるのです。
そうなると
自分に自信を持って
自己肯定感が高い状態で生きてない
状態になります。
するとどうなるか?というと
どんな判断基準も
相手任せになってしまうのです。
例えば
“Aをするか、Bをするか” を選ぶときに
普通なら自分がしたい方を選びますよね。
でも、その選択の際に
「ホントはAがいいけど….。 でもBを選んだら何か言われるかもしれない」
「自分ではAを選びたいけど、Cにしないと相手が機嫌が悪くなるかも」
と、
余計な気遣いや心配をしてしまうのです。
それだと…。
自分の判断ではなく
相手の判断を
自分のものとして採用することになります。
価値判断が自分ではなく他人になる、
ということです。
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旦那や古い考えの呪縛から逃れるには。
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そうではなく
わたしは、これがしたい。
わたしが、これがイヤだ。
わたしは、これが好き!
と
自分の判断を優先しなよ
ということです。
旦那とのコミュニケーションにも
それを応用するといいと思います。
「年長者の言うことは絶対だ」
「男性の言うことに従わなければいけない」
「親の言うことは正しい」
という考え方・価値観を優先してきたことは
貴女が悪いのではありません。
さっきお話ししたような
実家の雰囲気、実家の価値観に
“自分の意思とは無関係に”
さらされてきた
ということがあるから。
でも、それは子どもの頃や学生の頃の話し。
もし、貴女が
「そこから脱出したい!」
「もう、自分の足で歩きたい!」と思うのであれば
抜け出ることはできます。
貴女も旦那も含めて、世の中の男性の多くは
「オトコが上、女性は下」
という考えを持つ人がいまだに多いです。
もちろん、女性をちゃんとインスパイアしている男性もいるのですが、
全体的な比率で見るとそんなに多くないです。
だからこそ、
貴女はブレない自分でいる必要があります。
それには
自分の“意思”をハッキリさせること。
自分の“気持ち”をハッキリさせること、です。
それを具体的に言ったのが、くり返しになりますけど
“わたしは、これがしたい。”
“わたしが、これがイヤだ。”
“わたしは、これが好き!”
です。
旦那やお父さんや実家の考え方は
「それはそれ」として取って置いて、
貴女は貴女で自分の思いを大事にする
ということです。
詳しく言うと
自分の気持ちの浮き沈みを相手や環境にせいにしない。
ということです。
その浮き沈みは、
たんに貴女の気遣いモードが作動しているだけ
だからです。
「気遣い」は少しずつ減らし、
「自分の意思を優先する」ことを増やしていくと
もっと自由になれると思いますよ。